日本でも発表された4代目『ゴルフカブリオレ』。このモデルもこれまでのゴルフのオープンモデル同様、ドイツ北西部のオズナブリュックにあるカルマンの工場で生産されている。
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンマーケティング本部長の正本嘉宏さんは、「フォルクスワーゲンのオープンモデルが初めて登場したのは1949年に遡ります。それは『ビートル』の名で親しまれているVW『タイプ1』をベースにした、4シーターのオープンモデルでした」という。
その開発と製造はドイツのオズナブリュックに本家を置く、コーチビルダー、カルマン社が担当した。それ以来カブリオレモデルに関して、フォルクスワーゲンとカルマン社は切っても切れない関係となり、歴代のビートルカブリオレ、そして、『カルマンギア』、さらにゴルフカブリオレについても、初代から一貫してこの工場で生産された。
「昨年カルマン社は正式にVWの傘下となりましたが、第4世代となるこの新型ゴルフカブリオレについても伝統あるオズナブリュック工場で一貫生産しているのです」と語った。