フィアットの高性能車開発部門、アバルトは13日にドイツで開幕するフランクフルトモーターショー11において、『プント・スーパースポーツ』を初公開する。
同車は『プントエヴォesse esse』(エッセエッセ)をベースに、さらなる高性能化を図ったモデル。プントエヴォは2012年モデルから、『プント』にネーミングを変更したため、車名から「エヴォ」が外されている。
プント・スーパースポーツの心臓部には、1.4リットル直列4気筒ガソリン「マルチエア」のターボ版が収まる。最大出力は180ps/5750rpm、最大トルクは27.5kgm/2500rpmだ。0-100km/h加速は7.5秒、最高速は216km/hに到達する。
足回りには、Koni製の強化サスペンションを採用。赤いキャリパーが特徴の専用ブレーキは、大径タイプとした。専用の大径エグゾーストも奢られた。
ボディカラーは、Grigio Campovoloと呼ばれるグレーを基本としたツートンを用意。この場合、ボンネットやルーフは、ブラックで仕上げられる。ブラックレザーを使ったバケットシート、「アバルトコルサbyサベルト」やステンレスペダルも、スポーティな雰囲気を盛り上げている。