【ホンダ フィットシャトル 試乗】快適性でガソリンモデルがHVの上を行く…島崎七生人

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当初の受注状況はハイブリッド/ガソリン車比率で86/14%だったそう。が、ハイブリッド人気は当然として、165万円の値付けのガソリン車(「15X」)も、もっと脚光を浴びていい、と思った。

理由は、走りっぷりが素直で、快適性もハイブリッドの上を行くと実感したから。とくに街中を流す程度の走行中、タイヤのロードノイズやフロアに伝わる微震動が小さいのは、ガソリン車の美点。ガソリン車はダンロップ「SP SPORT2030」、ハイブリッドはミシュラン「エナジーセイバー」というタイヤメイクの差も少なからず影響していそう。

重量配分、車重の差も、さりげなくフラットな乗り味に効いている。ラゲッジスペース床面がきわめて低く、広いうえ、床下収納の大きさにも目を見張る(奥サンに内緒の買い物もタップリと隠しておけそう!?)。メーターなどのシンプルなモノトーンも落ち着き感があっていい。「グランスムース」と呼ぶレザー風シート表皮のしっとりした風合いもいい。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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