富士重工業(スバル)は、群馬製作所のある群馬県太田市とともに、東日本大震災で被災した宮城県石巻市の住民の就労を支援すると発表した。
具体的には、太田市が市内の100世帯分の民間賃貸物件を2年間家賃無償で入居を支援し、富士重は希望者をスバルの製造業務の期間従業員として雇用する。生活再建への住居と就労をセットで支援する。
8月2日に石巻市内のハローワーク石巻で太田市が説明会を開催する。
富士重は東日本大震災発生後に発電機、ポンプなどの物資提供や義援金による支援をはじめ、社員による被災地でのボランティア活動を支援する「ボランティア休暇制度」の新設などを行って被災地支援活動を進めてきたが、今後も積極的に支援していく。