ジャカルタモーターショー11で、世界初公開となるインドネシア戦略車を発表したダイハツ。発表会の席で伊奈功一社長は「ダイハツにとってインドネシアは最重要市場。いろいろなクルマを出していきたい」と述べた。
同社のインドネシア戦略車『A-concept』の発表会に登場した伊奈社長。A-conceptの生産に関しては「インドネシアで生産する。部品の現地調達は目一杯行う。80%以上は現地調達化を考えている」とした。
またA-conceptの実用化の時期については「決めていないが出来るだけ早い段階と考えている」と積極的な姿勢を強調。A-conceptが100万円前後の低価格車となるのか否かについては「低価格車となる予定。価格面でもインドネシアに受け入れられる価格で出したい」と話した。
伊奈社長は「A-conceptの“A”は原点という意味。インドネシアで原点からスタートし、インドネシアの人たちが要望するクルマをいろいろな形で提供していきたい」と意欲をみせた。