米国や欧州で急激にシェアを伸ばしている韓国の自動車メーカー、ヒュンダイ。同社がその勢いに乗って、スーパーカーを発売する可能性が出てきた。
これは7日、米国の自動車メディア、『INSIDE LINE』が報じたもの。同メディアによると、ヒュンダイは日産『GT-R』やポルシェ『911』に対抗するスーパーカーの開発を検討しているという。
ヒュンダイの現行ラインナップでは、『ジェネシスクーペ』がスポーツモデルの役割を担う。ただし、直接のライバルは日産『フェアレディZ』や『スカイラインクーペ』であり、同社にとってはスーパーカーは初のジャンルだ。
ヒュンダイモーターアメリカのジョン・クラフシックCEOは、この報道に即座に反応。「全くあり得ない話」と、真っ向から否定している。
ヒュンダイのスーパーカー開発計画は、現時点では噂の段階のようだ。しかし同メディアは、「最大出力430ps以上の5.0リットルV8をフロントまたはミッドシップに搭載。価格は8万〜10万ドル(約640〜800万円)程度」と、その中身について具体的にレポートしている。