【新聞ウォッチ】三菱 i-MiEV から給電、益子社長“お茶漬け”さらさら

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2011年7月7日付

●原発再開に新指針、首相、唐突な作成指示(読売・1面)

●スズキ、浜岡周辺から移転、2拠点、原発・津波リスク軽減へ(読売・2面)

●九電、原発賛成メール指示、「玄海」関連番組宛て社員らに(朝日・1面)

●2018年冬季五輪は韓国・平昌 3度目挑戦で悲願(朝日・1面)

●中国、WTOに反発、鉱物輸出制限の違反認定(朝日・7面)

●三菱自、EV倍増へ、廉価版「アイ・ ミーブ」販売(朝日・8面)

●ホンダの販売、中国で3割減、2か月連続(朝日・8面)

●プリウス4か月ぶり首位、6月新車販売台数、上半期はフィット(毎日・8面)

●富士重90万台目標、15年度米中で販売拡大(毎日・8面)

●節電促すメッセージ送信、「停電警報」アプリ、トヨタMJ(日経・10面)

●輸入車登録台数上半期は34%増(日経・10面)

●トヨタ、上位メンバーに、無償OS「リナックス」普及組織、スマートフォン連携に活用(日経・10面)


ひとくちコメント

農水大臣などが風評被害を払拭するためにメディアの前で肉や野菜をほおばるシーンはよく見られるが、自動車メーカーのトップが、炊飯ジャーのご飯にお湯をかけて、お茶漬けさらさら…というパフォーマンスは珍しい。

三菱自動車が低廉価格の改良タイプの『i-MiEV』の発表と合わせて、非常時対応として電気自動車(EV)から1500Wの電力供給が可能な家電やAV機器向けの給電装置の試作品を公開した。同社本社のショールームでは益子修社長がi-MiEVから給電中の電源供給装置の前で、そのPRに努めていた。お茶碗とお箸を手に持つシーンはまるで永谷園のコマーシャルのようだった。

きょうの各紙にもそのショットが取り上げられているが、電源供給装置は今年度中に発売し、炊飯器や電子レンジなどに、EVの電力を供給できるようにするという。

先の東日本大震災では、ガソリン不足から、医療機関などにi-MiEVを89台提供して大活躍。その後、ガソリン供給が安定した現在でも「返車が1台もなく、被災地では役立っている」(益子社長)という。また、電力供給の寸断とその後の電力不足で、EVに蓄えた電力を家庭内で使えるようにする装置への関心も高まっており、業界に先駆けて装置を投入することで「EVの新しい用途を開拓したい」(同)としている。

i-MiEVが日本市場に投入されたのは09年7月。これまでの販売実績は国内外で1万台だが、11年度は2万5000台、さらに、12年度は5万台を計画している。家電量販店で売り出されたり、今回のように給電の役割を果たすなど、ニュース性という視点からもEVの注目度は高まるばかりだ。
《福田俊之》

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