鈴鹿8時間耐久ロードレース(決勝レース:7月31日)にタレントの島田紳助氏が監督を務めるレーシングチーム「チーム・シンスケ」が16年ぶりに復活し参戦することが決定したと、6日開催された記者会見で発表された。
参戦マシンはホンダ『CBR1000RR』で、ゼッケンナンバーは「27」、メインスポンサーであるラーメン店『来来亭』のカラーリングが施される予定。第1ライダーに中木亮輔選手、第2ライダーに津田一磨選手を起用した。
チームメンバーは、渡辺正行氏、宮城出身の「サンドウィッチマン」の伊達みきお氏、富澤たけし氏の2名に加えて、『紳助社長のプロデュース大作戦!』出演メンバーらが実際にピット作業等に取り組むという。
チーム・シンスケは、1986年から1995年までの10年間、鈴鹿8耐に出場しており、今大会へは16年ぶりの出場となる。
震災により東北のバイク業界も甚大な被害を受けた。紳助氏は「東北地方のチームはレースどころではない、今やるべきことなのか迷った」としながら、宮城県出身である中木選手の「一度は諦めた鈴鹿8耐出場の夢に再び挑戦したい。そのことで、地元宮城の人たちに何かメッセージを送れれば」との思いに賛同し参戦が実現した。