トヨタ車体とトヨタ車体労働組合は、共同で東日本大震災の被災地に寄贈した福祉車両6台のうち、『エスティマ』1台を福島県社会福祉事業団に引き渡した。
このエスティマは、4月まで同社事務本館に展示していた車両で、一刻も早く被災地での移送手段として役立ててもらうため、福島県の寒い気候に合うよう一部部品を取り換えて寄贈した。車両には「がんばろう! 東北 がんばろう! 日本」と応援メッセージを記したステッカーを貼付した。
福島県社会福祉事業団玄関前で贈呈式が行われ、蓮沸宗宏理事長は「今回は心のこもった贈り物をいただき、感謝するとともに、この福祉車両を最大限活用して被災地の復興に役立てたいと考えております」と述べた。
トヨタ車体は、被災者の救済、被災地の復興に向けて役に立てるよう今後もできる限りの支援していくとしている。