シュコダがエコランに挑戦…45.25km/リットル

エコカー 燃費
シュコダ ファビア グリーンライン でのエコラン
  • シュコダ ファビア グリーンライン でのエコラン
  • シュコダ ファビア グリーンライン でのエコラン
  • シュコダ ファビア グリーンライン でのエコラン
  • シュコダ ファビア グリーンライン でのエコラン

フォルクスワーゲングループに属し、チェコに本拠を置くシュコダは12日、『ファビア』でエコランを行い、45.25km/リットルを記録したと発表した。

同車は1999年にデビューし、フォルクスワーゲン『ポロ』とシャシーを共用する小型5ドアハッチバック。2000年にはワゴンの「コンビ」、01年にはセダンを追加。07年3月のジュネーブモーターショーでは、5ドアハッチバックとワゴンのコンビが2代目に移行した。2010年のジュネーブでは、そのマイナーチェンジ車が発表されている。

今回の燃費チャレンジは、オーストリアを基点にデンマークへ向かい、再びオーストリアへ戻るというもの。高速道路を主体に、無給油でどこまで走行できるかに挑戦した。ドライバーにはオーストリア出身のエコランスペシャリスト、Gerhard Plattner氏を起用した。

車両はファビア5ドアハッチバックのエコグレード、「グリーンライン」を使用。10日、燃料を満タンにしたうえで、IMPC(インターナショナル・モーター・ポリス・コーポレーション)が燃料タンクに封印を行い、オーストリアを出発した。

結果ファビアは往復2006kmを走行。45.25km/リットルという驚異的な燃費記録を打ち立てた。同車の欧州複合モード燃費は29.4km/リットルだから、これを大幅に上回る記録だ。

ファビアグリーンラインは、1.2リットルのターボディーゼル「TDI」エンジンを搭載。アイドリングストップやブレーキエネルギー回生システム、低転がり抵抗タイヤなどを標準装備している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集