出版16媒体を中心とする二輪車業界関係者が発起人となる「チャリティモーターサイクルショー」が、15日10時から江東区青海の特設会場で開催された。東日本大震災復興を支援を目的とする。
イベントにはホンダなど国内4メーカーとBMWモトラッド、ハーレー・ダビッドソン、ドゥカティ、KTMの内外8メーカーが協力した。また、また、クシタニ、ナップス N-Project事業部、プロト、ゴールドウィンなどの部品、用品メーカーも出展した。
各社がブースを設営し、チャリティー販売を開催したほか、国内4メーカーとBMWモトラッドの5メーカーは会場内のコースで試乗を展開した。
ホンダはこの3月に発売されたばかりのCBR250R、デュアル・クラッチ・トランスミッションを搭載したVFR1200Fなど6モデル、ヤマハはYZF-R1、マジェスティなど5台、カワサキは人気のninjaシリーズなど5モデル、スズキは、バンディット、ABS付のスカイウェイブ400など5モデル、BMWモトラッドは、Rシリーズ、K1300R、S1000RRなど5モデルを用意した。
ニューモデルとは別に、ホンダ「「EV-neo」、ヤマハ「EC-03」の電動バイクの試乗もあった。
日本二輪車協会(NMCA)、全国二輪車用品連合会(JMCA)、全国オートバイ協同組合連合会(AJ)、アド・エヌなども協力団体となった。
主催の「チャリティモーターサイクルショー実行委員会」は、オートバイ専門誌などの出版関係者からなる。実行委員会は出展者からブース出店料を徴収し、会場費などの必要経費を差し引いた残金全額チャリティーとして日本赤十字社を通じて被災地に寄付する。
また、1回100円の試乗料や会場に設置した募金箱に寄せられた募金についても、全額寄付する。主催者の人件費などはゼロで、収支を誌上や「チャリティモーターサイクルショー」のホームページなどで公開する予定。
会場は、ゆりかもめ「船の科学館」前の特設会場(江東区青海)。同日16時まで続く。