BMW、中国投資を1150億円に倍増…X1 生産へ

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BMW X1
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BMWグループは9日、中国における現地生産能力増強に向けた投資額を、当初計画の約2倍に当たる10億ユーロ(約1150億円)に引き上げると発表した。

同社は2009年11月、中国へ5億6000万ユーロ(約645億円)を投資すると発表。合弁パートナーの華晨中国汽車と共同で、中国に第2工場を建設し、現地生産の増強を図るとしていた。

今回の追加投資は、現在建設中の中国第2工場の拡充が狙い。第2工場は2012年から、『X1』などの生産を開始する予定だが、追加投資によって、塗装や車体プレス加工の設備増強を実施する。これによりBMWの現地生産能力は、現在の年間10万台から、最大30万台へ引き上げられる。

中国はBMWにとって、世界3番目の市場。同社の2011年1‐4月中国新車販売は、前年同期比70.1%増の7万9306台と大きく伸びた。BMWは2003年から現地生産を開始し、現在は『3シリーズ』と『5シリーズ』を生産している。

《森脇稔》

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