トヨタ自動車が発表した3月の生産・国内販売・輸出実績によると、国内生産台数は前年同月比62.7%減の12万9491台となり大幅マイナスとなった。
トヨタは東日本大震災の影響で部品調達が困難になり、地震発生後から4月17日まで国内全ての工場で操業を停止していた。
国内販売も新車の供給がストップしたことから同45.0%減の11万5196台と半減した。除軽市場のシェアは6.0ポイントダウンして41.2%だった。
輸出はほぼ全地域で減少し、同33.4%減の10万7751台と2か月ぶりにマイナスとなった。
部品調達が不安定化し、北米、豪州、欧州、中南米の工場でも操業停止や減産した影響などから海外生産も同3.1%減の41万2974台と5か月ぶりに前年を下回った。
グローバル生産台数は同29.9%減の54万2465台だった。