マツダの山田憲昭常務は19日開幕した上海モーターショーで、今年の中国市場での販売計画について東日本大震災の影響により現時点で策定できないものの、前年を上回る販売を達成するとの考えを明らかにした。山田常務は「東日本大震災の生産面への影響がいまだはっきりつかめないため、今年の販売目標を確定する事ことは困難だが、今年も販売力と商品力の強化を重点課題として取り組み、昨年を上回る実績を達成したい」と強調した。昨年の販売について山田常務は「商品ラインアップの強化と販売網の拡充により、前年比33%増の24万台になった」と述べた。上海モーターショーでは今年後半に中国で販売を開始する新型『Mazda3セダン』を始め、デザインコンセプトカー『Mazda SHINARI』、環境技術『SKYACTIV』などを披露した。このうち新型Mazda3セダンは、長安フォードマツダの南京工場で生産し、長安マツダチャンネルで販売する。
イード、「上海モーターショー2025」現地取材レポートを発表 ~EV技術は人型ロボットへ、日系メーカーは巻き返しなるか~ 2025年5月26日 今年の4月23日~5月2日に中国・上海で開催された「上海モーター…