漫然と車線変更、進路を塞がれたバイク転倒

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12日午後9時5分ごろ、神奈川県横浜市港南区内の市道で、乗用車が車線変更を行った際、後ろから進行してきたバイクと衝突する事故が起きた。バイクの運転者は軽傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に出頭してきた22歳の男を逮捕している。

神奈川県警・港南署によると、現場は横浜市港南区上永谷2丁目付近で片側2車線の直線区間。乗用車は第2車線から第1車線へ車線変更しようとしていたが、第1車線を後ろから進行してきたバイクの進路を塞ぐ状態となり、バイクは避けきれずに衝突した。

衝突によってバイクは転倒。運転していた20歳の男性は打撲などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走したため、警察は軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始している。

事故から約1時間30分後、同区内に住む22歳の男が「事故を起こしたが、そのまま逃げた」として警察に出頭。クルマに衝突痕が確認できたことから、13日に自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

調べに対して男は「気が動転して逃げ、そのまま自宅に帰った」などと供述しているようだ。警察では漫然と車線変更を行ったことが事故の主因とみている。

《石田真一》

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