19日に開幕する上海モーターショーでワールドプレミアするアウディの小型クロスオーバー、『Q3』。同車に、早くも「Sライン」(S-line)が設定される。
Sラインはアウディの子会社で、「RS」、「S」シリーズを手がけるクワトロGmbHが、アウディ各車をドレスアップ。内外装を中心に、スポーツ度を高めたスペシャルパッケージだ。日本でも、『A3スポーツバック』『A4』『A5』『A6』『TT』『Q5』『Q7』に用意され、人気を得ている。
Q3のSラインも、セオリー通りのモディファイを実施。外観は専用前後バンパーやアルミホイールなどが特徴だ。フロントバンパーはメッシュ、リアバンパーはディフューザー風の処理が施され、スポーツイメージがさりげなく強調された。
内装はブラック基調でまとめられ、スポーツシートやスポーツステアリングホイールを採用。サイドシルなどには、「Sライン」のロゴが添えられる。
アウディはQ3で、Q7やQ5よりも若い顧客へのアピールを強める方針。Sラインは、その狙いの達成に向けて重要な役割を担う。