インド自動車工業会は8日、インド国内の2010年度(2010年4月〜11年3月)新車販売の結果をまとめた。商用車を含めた総販売台数は、初の300万台超となる319万9578台。前年度比は28.7%増を達成した。
メーカー別では首位のマルチスズキが、前年度比30.1%増の113万2739台と、過去最高を記録。車種別では、主力のA2セグメントの『アルト』『ワゴンR』『ゼン・エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』が、トータル80万8552台を販売。前年度比は、27.7%増を記録した。
2位は地元財閥系のタタモーターズ。前年度比25%増の80万3322台を販売している。超低価格車の『ナノ』は7万0432台を売り上げ、前年度比は132%増と大きく伸びた。また、『インディゴ』シリーズは55%増の8万7925台。『スモー』『サファリ』『アリア』『ベンチャー』も、26%増の4万2294台と人気が高い。