山本左近が2011年ヴァージン・レーシングのリザーブドライバーを務めることが正式に決まった。
これまでジョーダン、スーパーアグリ、スパイカーなどでの活動を経て、昨年はヒスパニアから7戦に出場した山本。まずは開幕戦からの3レース、オーストラリア、マレーシア、中国にリザーブドライバーとしてチームに帯同する。
「マルシア・ヴァージン・レーシングとオーストラリアで一緒に戦えることをとても嬉しく思っています。ここに至るチャンスを与えてくれた人々に心から感謝したい。チームは今年大きく飛躍しているし、僕の経験を通じてマシン開発に貢献できると信じています」
「いま日本が大きな困難に直面している時だからこそ、明るいニュースを届けることができて良かった。母国のみんなも僕がF1で新しい役割を得たことでポジティブに感じてくれるといいと思っています。日本のみんなをサポートする為に、僕にできることは何でもやるつもりです」と山本は喜びを語っている。