【高速道路新料金】岡田幹事長、無料化は「東北だけに」

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撮影=中島みなみ
  • 撮影=中島みなみ

民主党の岡田幹事長は22日の定例会見で、歳出見直し検討チームを立ち上げることを明らかにした。

その中で高速道路の無料化社会実験についても「何を優先的に残して、何をやめるのかという議論をしなければならない」と、述べた。

無料化社会実験は、全面的に見送るという選択肢もあるとしながら「東北地方の実験だけは、きちんとやったほうがいいのではないかというふうにも思っている。金額でいうと、全体(1200兆円)の2、3割であります」と、語った。

また、利便増進事業も「平日の2000円は見送る方向で」と、新規割引を否定。

「休日の1000円も見送るという議論もあるが、現に今やってるわけだから、次の本格的な補正までの間に扱いをどうするか。そのほかの割引、夜間とかいろいろあってできあがっているが、全体必要性を見直すべき」と、高速道路割引を大幅削減する意向を示した。

新料金割引実施まであと8日と迫るなかで、民主党政権は一転、高速道路の割引なし料金制を検討することになった。

《中島みなみ》

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