コマツは、東日本大地震で被災した茨城工場、小山工場、郡山工場、コマツユーティリティで設備点検・補修を継続しており、早いところでは、15日から一部の設備で生産が再開ができる見通しとなっている。
同社グループ会社の東北の支店の一部が津波で大きな被害を受けたほか、地域の工場のうち、茨城工場、小山工場の設備が被災した。
全体の生産再開については未定としている。協力企業についても被害が発生している会社に点検・復旧の応援を行っている。
ただ、同社は海外への輸出港として利用してきた茨城県常陸那珂港の被害が大きく、生産再開後も輸出に対して影響が残る可能性を示唆している。