コマツやカミンズ、エタノールと軽油対応エンジンの試験開始…CO2最大70%削減へ

コマツやカミンズがエタノールと軽油対応エンジンの試験開始
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カミンズは、新しいアルコール燃料テストセルの稼働を開始したと発表した。これは、バーレおよび日本のコマツとの共同プロジェクトにおける重要な節目となる。

3社は2024年7月に発表した双燃料プログラムにより、温室効果ガス排出削減を目指すエタノール・ディーゼル(軽油)駆動の露天掘り鉱山用運搬トラックの開発を進めている。

このプログラムでは、コマツの運搬トラックに搭載された既存のディーゼルエンジンを改造し、エタノールとディーゼルの両方で動作できるようにする。改造された230-290トンの運搬トラックは、この規模でエタノールをタンクに使用する初の車両となる。


《森脇稔》

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