タタモーターズは1日、2月のインド新車販売(輸出も含む)の結果を公表した。総販売台数は7万7543台。前年同月比は12%増と、2桁の伸びをキープしている。
タタのインドでの主力は商用車。2月は4万1130台をセールスし、前年同月比は5%増と1月の12%増から伸びが鈍った。このうち、LCV(ライトコマーシャルビークル)は、前年同月比8%増の2万3498台だ。
また2月のインド乗用車販売は、前年同月比15%増の3万3751台と、3か月連続で増加。超低価格車の『ナノ』は8262台を売り上げ、前年同月比は101%増と大きく伸びた。
ナノ以外の車種では、『インディゴ』シリーズが前年同月比22%増の8966台。『スモー』『サファリ』シリーズも、16%増の4637台と引き続き人気だ。しかし、『インディカ』シリーズは12.7%減の1万0044台と、2か月連続のマイナスをとなった。
2月の輸出台数は、前年同月比39%増の4504台。2010年4月-2011年2月では、前年同期比73%増の5万2112台を出荷する。
タタの2010年度インド累計セールスは、前年同期比27%増の71万9959台に到達している。