ホライゾンフュエルセルジャパンは東京ビッグサイトで開催された「FC EXPO2011」(国際水素・燃料電池展)にユニークなミニカーを出展した。『Hレーサー』がそれで、燃料電池で動くものだ。
同社はシンガポールに本社を構えるホライゾンフュエルセルテクノロジーズ社の日本法人。主に燃料電池関連の商品を販売している。なかでも教育用キットは楽しみながら燃料電池のことが学べると人気があり、授業や科学イベントなどで多く利用されている。
その一つが「Hレーサー」だ。自分で製作できることはもちろんのこと、リモコン操縦やライトの点灯も可能。燃料の水素は付属品の水素補給ステーションによって供給されるようになっている。文字通り、実際の燃料電池車と同じような仕組みだ。
「4年前に発売したんですが、非常に好評で、全世界で10万台売れました」と同社関係者。価格は2万2890円。また、昨年にはハイブリッド燃料電池カー「H2GO」を発売。こちらは2万6040円となっている。