クライスラー日本は、ジーブブランドの高級SUV『グランドチェロキー』23日に発表した。同社の七五三木敏幸社長は「グランドチェロキーを入り口としていろんなジープを売っていきたい」と語る。
現在、ジープブランドは、価格338-398万円の本格オフローダー『ラングラー』と、価格278万円からのエントリーモデル『パトリオット』、の2モデルが主力となっている。グランドチェロキーはブランドのなかで約20%の販売を目指している。
「グランドチェロキーはフラッグシップモデルではありますが、例えば高級セダンにお乗りの方に“ジープっていいね”と思っていただいたら、同じ価格で本格的なオフローダーのラングラーにも乗れます、と提案もできるかと思います」と七五三木社長は語る。
今回グランドチェロキーの398万円からとなる価格についても「ブランドの入り口になることを意識した価格設定をおこなった」(七五三木社長)としている。