古野電気、車載向け次世代1チップGPSを開発

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古野電気は、次世代1チップGPS「eライドOPUS5」を開発した。

eライドOPUS5は、1チップ化することで従来製品と比べて小型化・低消費電力化を図った次世代の主力GPSチップ。

カーナビゲーションシステムやeCallシステムなど車載アプリケーション向けに適した9×9(mm)のBGAパッケージとなっている。

eライドOPUS5は「高感度」が特長で、ホットスタートは1秒以下。アシストGPSに対応するほか、「セルフ・エフェメリス」機能を搭載する。車載アプリケーションに要求される機能としては、CAN0BUSの車輪速データを使用した自律航法、慣性センサを使用した自律航法の両方に対応し、屋内やビル街のような電波の不安定な場所でも安定した測位が可能。

チップ単体でも同チップを搭載したGPSモジュールでも販売する。今後、eライドOPUS5関連製品で初年度80万個の販売を目指す。

《レスポンス編集部》

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