【ジュネーブモーターショー11】VW ティグアン 大幅改良…クラス最高の燃費を追求

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フォルクスワーゲンは17日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表する『ティグアン』の改良モデルに関して、その詳細を明らかにした。

新しいティグアンは、欧州では引き続きオンロード向けの「トラック&スタイル」と、オフロード性能を磨き上げた「スポーツ&スタイル」の2シリーズを用意。オフロード性能で重視されるアプローチアングルは、前者が18度、後者が28度に設定するこだわりようだ。

欧州仕様は、全7エンジンをラインナップ。ガソリンは直噴ターボの「TSI」が最大出力122〜210ps。直噴ターボディーゼルの「TDI」は、最大出力110〜170psを引き出す。全車にアイドリングストップをはじめ、フォルクスワーゲンの「ブルーモーションテクノロジー」を導入。欧州複合モード燃費は、100km走行当たり最大で0.7リットル引き上げられた。

また、安全装備の充実も図られ、「ダイナミックライトビームアシスト」と「レーンアシスト」を用意。電子制御ディファレンシャルロックの「XDS」も新採用されている。

新しいティグアンは3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表された後、ドイツでは8月から販売開始。フォルクスワーゲンは、「世界で最も燃費性能に優れるSUVのひとつ」とコメントしている。

《森脇稔》

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