計器において世界的なシェアを持つ新潟県の日本精機。そのカスタマイズパーツブランドが「Defi」だ。追加メーターで人気を集める同社が、スマートフォンを追加メーカーにするアプリ製品を大阪オートメッセ(11〜13日)に展示。
展示されていたのは、クルマに取り付けたセンサーからの情報を専用ユニットが収集、無線(Bluetooth)で専用アプリを入れたスマートフォンにデータを飛ばし、その画面を「追加メーター化」して表示するというもの。
スマートフォンらしく画面のタッチにより、デジタル表示とアナログ表示の切り替えができる。各センサーや無線ユニットの設置は必要だが、スマートフォンの普及が進む現在、このアイテムが登場すれば、追加メーターを揃えるより手軽にコクピットのカスタマイズが可能となる。
システムエンジニアの丸山陽輔さんは、この大阪オートメッセでの来場者の反応をみて、今後の商品化を検討すると語ってくれた。
この他に、取り付けをシンプルにしたタコメーターや、昭和生まれの旧車のダッシュボードに取り付けても違和感のないデザインのメーターなど、商品化を検討している製品を展示して、来場者からの意見や質問を受けていた。