奈良県にある「Kansaiサービス」は大阪オートメッセ2011にて、同社のカーボンパーツをまとった『CR-Z』を2台展示。
CVT、6速MTモデルに、それぞれに合わせた出力を発揮するスーパーチャージャーを搭載。エンジンのパワーアップが走行性能の向上につながるCR-Zのハイブリッドシステムを活かしたチューニングを施していた。
メカニックの福島孝昌さんによると、搭載されたスーパーチャージャーは遠心式。一般的なギア式スーパーチャージャーに比べ、作動音が極めて静かで、なおかつ機器がコンパクトという利点があるという。そのためエンジンルームはスッキリまとまっている。
このチューニングにより、走行時のパワー感は「これが本来あるべきCR-Z」と思えるほどナチュラルで、過給器による違和感は全くないとのことだ。純正の物足りなさを解消し、よりスポーツカーらしい走りが楽しめるため、多くのユーザーから高評価を得ているという。
会場では、人気のあるハイブリッドスポーツカーのチューニングとあって、多くの来場者が興味を持ってそのエンジンルームを覗き込んでいた。