【ジュネーブモーターショー11】ルノー版ジューク?!…小型クロスオーバーコンセプト

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ルノー・キャプテュル
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ルノーは10日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに、コンセプトカーの『キャプテュル』(CAPTUR)を出品すると発表した。

キャプテュルは、将来の小型クロスオーバーを示唆したコンセプトカー。ボディサイズは、全長4223×全幅1950×全高1586mm、ホイールベース2624mm。全長は日産『ジューク』の4135mmと大差ない。

3ドアクロスオーバーのデザインは、非常に力強いのが特徴。サイドドアは上方に大きく開き、22インチの巨大なアルミホイールが足元を引き締める。フロントマスクは、ルノーが2010年秋のフランクフルトモーターショーで披露したコンセプトカー、『ドゥジール』(DeZir)に近い。これが次世代ルノー車の表情になるのだろう。

また、ルーフはハードトップだが、電動で開閉でき、クーペとコンバーチブルが切り替え可能。室内は、ボディカラーと同じオレンジ基調とした。前席はセンターコンソールと一体設計されたフローティングデザイン。カーボンファイバーなどの軽量素材が使われ、車両重量は1300kgに抑えられる。

エンジンは、1.6リットル直列4気筒ディーゼル「dCi」をツインターボで過給。最大出力160ps、最大トルク38.7kgmを発生する。0-100km/h加速は8秒、最高速は211km/h。CO2排出量は99g/kmと、環境性能も高い。

ルノーのデザインチーフ、ローレンス・バン・デン・アッカー氏は、「ドゥジールに続くキャプテュルで、将来のルノーデザインを提示する。キャプテュルは運転して楽しくスポーティなクロスオーバー。若いカップルに理想的な車だ」とコメントしている。

《森脇稔》

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