富士重工業は、2011年3月期の通期連結業績見通しを上方修正した。
第3四半期まで、北米や中国の販売が予想以上に好調で、業績が大幅に上ぶれしているため。
全世界の販売見通しは前回予想より4000台増の66万3000台に上方修正した。売上高は前回予想よりも100億円増の1兆6000億円になる見通し。
収益ではモデルミックスの改善や経費削減、原価低減なども予想以上で、営業利益は150億円増の700億円、経常利益は160億円増の840億円、最終利益が130億円増の800億円となる見通し。
今回の上方修正により今期を最終年度とする中期経営計画の収益目標である営業利益800億円、営業利益率5%レベルを達成する見込み。