ホンダは、2011年のモータースポーツの普及活動を発表した。子会社のモビリティランドが運営する鈴鹿サーキットで新たに「世界ツーリングカー選手権シリーズ(WTCC)」を開催、モータースポーツを観戦する機会を提供する。
鈴鹿サーキットでは、これまでの「世界耐久選手権シリーズ(EWC)」「F1世界選手権シリーズ」に加え、今年から新たに世界ツーリングカー選手権シリーズを開催する。日本ラウンドは10月22~23日に開催する。
ツインリンクもてぎでは「ロードレース世界選手権シリーズ」「トライアル世界選手権シリーズ」を開催する。
二輪、四輪それぞれの最高峰レースをはじめ、モータースポーツを観戦・体感できる機会を提供してモータースポーツの普及に向けた取り組みを強化する。
同社では、ロードレース世界選手権(WGP)をはじめとする世界格式のレースから、家族で気軽に楽しめる各種イベントまで、幅広い層にモータースポーツの魅力を伝えることを目的に活動を展開している。今年も、身近に参加・体験できるモータースポーツの普及活動に積極的に取り組むとしている。
また、ツインリンクもてぎと鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドは、今年で創立50周年を迎える。今後もレースの開催や「見て、遊んで、体感する」場と機会の創出に積極的に取り組み、日本のモータースポーツ文化の発展に貢献していくとしている。