トヨタのインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は1日、1月のインド新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は9185台で、前年同月比は53%増と大躍進した。
好調なセールスの大きな要因が、2010年12月に発売したインド向け戦略車、『エティオス』。同車の累計受注台数は2万2000台を突破しており、1月は1651台が納車された。
また、3列シートのミニバン、『イノーバ』がファミリー層を中心に好評。1月は、前年同月比27.8%増の5284台を販売した。『カローラアルティス』も10年7月末にディーゼル仕様を投入した効果もあって、同23.3%増の1139台と好調。中型SUVの『フォーチュナー』は、同22.1%増の1103台を売り上げている。
TKMのサンディープ・シン常務は、「2011年は最高のスタートを切れた。新型エティオスの受注は予想を上回るペース」と語っている。