アウディジャパンは11日、エントリーモデルである『A1』を発表した。プロダクトのテーマは“アーバン・エゴイスト”。
商品企画部の平野智さんは、「エゴイストというと自分勝手という意味もありますが、今回は自分の価値観を追求していく人と捉えています」と話す。そしてアーバンの言葉通り、都市生活ユーザーがターゲットだという。
そのテーマの通り、販売において多彩なカスタマイズ性を持たせている。10色のボディカラーやインテリアトリム類のカラーバリエーション、また、コントラストルーフと呼ばれるルーフアーチの色や、細かいところではエアベントのカラーリングも変更でき、それぞれ組み合わせが可能である。
通常であればこういったカスタマイズは本国では採用されていても、日本に輸入される時は、ある程度絞り込んだ仕様になりがちである。しかしA1は本国と同様のバリエーションで輸入されることとなった。平野さんは「我々がユーザーの価値観を固定してしまわないようにすると同時に、我々も新たな発見をしたいなと思ったのです」という。
「A1のターゲットユーザーは自由なチョイスが出来るという点に非常に価値観を見いだす方ではないかと考えたのです」