トヨタ自動車は、2010年のグローバルでの販売実績を発表した。
レクサスを含むトヨタのグローバル販売台数は前年比8%増の752万6000台となった。このうち、国内販売台数は同14%増の156万6000台と、150万台を回復した。ハイブリッドカー『プリウス』の販売が貢献した。
海外販売は同6%増の596万2000台と1ケタ台の伸び率にとどまった。
一方、ダイハツ工業は78万3000台、日野自動車は10万7000台を販売し、2社を含めたトヨタ自動車グループのグローバル販売台数は同8%増の841万8000台となった。これによってグループの世界販売台数は3年連続で世界一となった。
トヨタグループのグローバル販売台数は2008年にGMの販売が落ち込んだことから世界一となった。2009年はリーマンショックによる需要低迷に苦しみながらも世界トップの地位を維持し、今回で3年連続となった。
このうち、国内販売は同10%増の220万4000台、海外販売が同7%増の621万4000台となった。