新幹線運転停止、影響7万3700人 JR東日本

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JR東日本が運行する新幹線が17日、全線に渡って運転を停止したことにより、乗客7万3700人に影響が拡がっている。

運転停止は、同日8時23分頃から約1時間20分間。同社の新幹線の運行管理システムに障害が発生したことによる。東北、上越、長野、山形、秋田新幹線の上下線全線が止まった。

その後、運転は再開し、同日午後1時現在「等間隔の運転は確保している」(同社広報部)ものの、新幹線全線で運転見合わせや大幅な遅れが生じている。

同社正午の発表によると、午前11時30分現在で、上り8本、下り7本の新幹線が運休。そのほか上り48本、下り45本が遅延している。

遅れの最大は午前5時37分に新庄駅を出発したMAXやまびこ・つばさ120号。「遅れがいつ解消できるかの見通しはたっていない」(同上)という。

自由席はそれまで乗車できなかった乗客らで満員状態。ダイヤが乱れているため、予定の時間に指定席車に乗れるかどうかは不明だ。駅員らは「1時間半ほどの遅れがあり、来た列車に乗ってもらうのが早い」と、問い合わせの乗客に説明している。

《中島みなみ》

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