GMは、10日に開幕したデトロイトモーターショーにおいて、キャデラック『CTS-Vクーペ』のレーシングバージョンを初公開した。
同車は、米SCCA(スポーツ・カー・クラブオブ・アメリカ)の「ワールドチャレンジGTシリーズ」に参戦する目的で開発。2011年シーズン、キャデラックはこのCTS-Vクーペで、SCCAへの復帰を果たす。
マシンの詳細は明らかにされていないが、大型リアウィングや低められた車高が、迫力のルックスを実現。キャデラックの市販車は、豪華装備が売りのひとつだが、このレースカーでは快適装備を省き、スパルタンな空間としている。
GMは1月後半、同車のテストをセブリング国際レースウェイで行う予定。そして3月末、フロリダ州セントピーターズバーグでの開幕戦で、デビューすることが決定している。