【デトロイトモーターショー11】ヒュンダイから斬新なクーペ…ライバルは CR-Z

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ヒュンダイ・ベロスター
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ヒュンダイは10日、デトロイトモーターショーにおいて、新型クーペの『ベロスター』を初公開した。

同車は2007年4月、ソウルモーターショーにコンセプトカーとして出品。1970年代後半から90年にかけて生まれた、いわゆる「ジェネレーションY」世代をターゲットにした2+2のスポーツクーペの提案だった。それから約4年、ようやく市販バージョンが登場した。

ベロスターのハイライトは、斬新なスタイリングだろう。見た目は3ドアハッチバックに見えるボディだが、ヒュンダイは「3ドアクーペ」と表現。その理由は、ボディサイドの片側だけに、後部ドアが装備されるからだ。MINI『クラブマン』と同様のアイデアである。

高性能バイクをモチーフにしたデザインは、スポーティかつ躍動感にあふれるもの。ボディサイズは全長4219mm、全幅1791mm、ホイールベース2649mmと公表されており、ワイド&ローのフォルムが際立つ。

エンジンは、ガンマと呼ばれる直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンの「GDI」。最大出力138ps、最大トルク22.5kgmを引き出す。トランスミッションは、6速MTとヒュンダイ初の6速デュアルクラッチ。米国EPA(環境保護局)高速燃費は、17km/リットルだ。

ベロスターは米国では2012年モデルとして、年内に発売予定。ヒュンダイは、ホンダ『CR-Z』、サイオン『tC』、MINIクラブマンをライバルに想定しており、「高速燃費はCR-Zよりも優れる」とアピールしている。

《森脇稔》

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