スズキは24日、『ソリオ』の新型モデルを発表した。ソリオの開発責任者を務めた鈴木直樹氏はプラットフォームについて、「『スイフト』ベースでもなく『パレット』の拡大版でもない新規開発のものです」と語った。
鈴木氏は「もちろん、エンジンやトランスミッション、各種の部品など、他のモデルとの共用化をしておりますが、このプラットフォームでは、全幅を1620mmに抑え、ハイトワゴンでありながら車重を1000〜1090kgと軽量に仕上げて、燃費を22.5km/リットルと良くしています」とプラットフォームの特徴をあげた。
その乗り味に関しては「乗り心地を重視したセッティング」(鈴木氏)に仕上げたという。
鈴木氏は、市場でのライバル車種としてはトヨタ『bB』、日産『キューブ』を名をあげたが、「両側スライドドアを採用するなど、どのジャンルにも属さない新しいコンセプトの車であるかと思います」と語った。