フォルクスワーゲングループは21日、マレーシアのDRBハイコム社との間で、四輪車の現地生産を行うことで合意したと発表した。
DRBハイコム社は、マレーシアで最大の生産ネットワークを持ち、乗用車と商用車を生産中。販売ネットワークも国内に張り巡らしており、マレーシア有数のディーラー&インポーターでもある。
フォルクスワーゲンの発表によると、2011年末からマレーシアで『パサート』の組み立てを開始する予定。さらに2012年末からは、別のモデルの生産もスタートさせる計画だ。
同社のクリスチャン・クリングラー取締役は、「ASEAN市場の開拓は、2018年までに販売台数で世界一になるという目標の達成に、重要な役割を果たす」と述べている。