来年2月27日に開催される「東京マラソン2010」のチャリティランナーが、募集から数日で定員となりそうな勢いだ。
チャリティランナーとは、東京マラソン財団(帖佐寛章理事長)が用意するチャリティ活動に賛同し、10万円を超える寄付をした個人が希望により出走できる特別枠のこと。
先着1000人の募集期間は12月15日から来年1月6日までを予定しているが、財団事務局によると、開始から2日間で660人を超えた。先着ということもあるが、10万円以上の寄付金以外に参加費1万円で、最低11万円以上が必要だ。
東京マラソンの人気は年ごとに高まる一方だ。2011年のフルマラソンと10kmマラソンの定員は合わせて3万5000人。これに対して過去最高の約33万人が殺到した。
先着順のチャリティマラソンは、インターネット上から応募手続きを完了すると、ほぼリアルタイムで申込み順位がわかるようになっている。1000人の定員を超えた分は、出走辞退者などに備えた補欠となる。
また、チャリティランナーの代理はできない。寄付者がランナーとして出走する。