スズキは、軽乗用車『ワゴンR』が国内累計販売台数350万台を達成することを記念して特別仕様車『ワゴンRリミテッド』を設定して11月25日から発売開始した。
特別仕様車リミテッドは、「FXリミテッド」グレードをベースに、オートライトシステム付ディスチャージヘッドランプ(ロービーム、オートレベリング機構付)を装備したほか、足元を引き締めるガンメタリック塗装を施した14インチアルミホイールを採用した。ルーフアンテナも採用する。
インテリアもブラック色の専用ファブリックシート表皮を採用するのに加え、インパネ、ドアトリム、ドアトリムクロスもブラックで統一した。バックモニター付CDプレーヤーをメーカーオプションで設定する。
価格は2WDのCVTが124万9500円。
ワゴンRは1993年9月に初代を発売して以来、ワゴンタイプの軽乗用車として人気となり、スズキの国内の主力モデルとなっている。発売開始から約5年半後の1999年3月に累計100万台の販売を達成、2003年12月に200万台、2008年6月に300万台を達成。2011年1月にも累計販売350万台に達する見通し。今回の特別仕様車はこれを前倒しで記念したモデル。