F1ブラジルGP開催中、マクラーレン・メルセデスのF1ドライバー、ジェンソン・バトン選手が、暴漢の襲撃に遭っていたことが分かった。
事件は6日の夕方、ブラジルGP予選終了後に起こった。チームが用意した車両で、サンパウロ市内のホテルへ移動中のバトン選手一行を、複数の暴漢が襲撃したのだ。
現地メディアによると、武装した暴漢は6台の車両に分乗しており、車両ごとバトン選手の車に体当たり。しかし、バトン選手のドライバーは特殊訓練を受けた警官。暴漢の襲撃をかわして、バトン選手らを無事にホテルまで送り届けたという。
マクラーレン・メルセデスはセキュリティ確保のため、バトン選手の移動車両には防弾ガラスなどの特殊改造を施しており、万一銃撃を受けても耐えられる構造とのことだ。
当のバトン選手はメディアの取材に、「彼(警官)は伝説のドライバーだ。5台以上の車からの襲撃をかわしたのだから」と、コメントしている。