米国トヨタ販売は2日にラスベガスで開幕したSEMAショーに、『ヤリス・リフトバック』(日本名:『ヴィッツ』)のカスタムカーを出品した。
このカスタムカーは、『ヤリスGT-Sクラブレーサー』と命名。1990年代にIMSA・GTPで活躍したトヨタ『イーグルレーサー』をモチーフにしたボディカラーを採用する。カーナンバー「99」も、当時の栄光を再現したものだ。
ヴィッツの1.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンには、専用チューンを実施。エアインテークやカムシャフト、シリンダーの交換を受けた。これにより、最大出力は106psから145psへ、39psのパワーアップを達成する。
また、エアコンやオーディオなどの快適装備を省略。内装材や助手席、リアシートを取り払い、カーボンファイバー製ボンネット&リアゲートなどを採用することで、約180kgもの軽量化を実現。車両重量は、約860kgという軽量さだ。拡幅されたフェンダーには、13インチのレーシンスリックタイヤが収まっている。