日本自動車工業会が発表した2010年上半期(1〜6月)の日系自動車メーカーの海外生産車は、前年同月比51.1%増の641万1259台となった。
欧米の自動車需要の回復や新興市場での自動車需要が好調に推移し、ほぼ全地域で海外生産台数は2ケタの伸び率となった。
中でも急増したのがタイや中国、インドで増加したアジアで同54.3%増の333万6984台となった。日系自動車メーカーの海外生産に占めるアジア比率は50%を超えた。
北米は同64.7%増の175万3156台、欧州は同26.4%増の69万666台だった。
中南米も高い伸びで同33.6%増の46万8323台となった。