日本興亜損害保険とチューリッヒ・インシュアランスは、リスクコンサルティング事業を行う合弁会社を11月1日付けで設立することで合意した。
日本興亜の子会社であるNkリスクコンサルティングにチューリッヒが10%出資して合弁化するとともに「NKチューリッヒ・リスクサービス」に社名を変更する。
日本興亜とチューリッヒは、2008年12月に企業分野での業務提携の検討を開始し、昨年12月にNKリスクに「チューリッヒ日本興亜グローバルリスクサービス部」を設立した。今回、チューリッヒからの出資を受け入れ、本格的に合弁で事業を開始する。
合弁会社はチューリッヒが持つ世界基準のリスク評価ノウハウをベースにしたサービスを展開、特にグローバルでビジネス展開する日系企業へリスクソリューションを提供する。また、チューリッヒの海外ネットワークを駆使して収集したリスク情報も提供していく。