NHTSA(米国運輸省道路交通安全局)は21日、全米のフォード車オーナーに対して、以前の大規模リコール(回収・無償修理)の対策済み車両かどうか、確認を促す異例の警告文書を発表した。
NHTSAによると、1992年から2004年までに製造されたフォードの21車種に関して、クルーズコントロールのリコール作業を終えていないモデルがあることが判明。放置しておくと、最悪の場合、車両火災を起こす可能性があるという。
対象になるのは、『エクスプローラー』(1995〜2002年型)、『トーラスSHO』(1993〜95年型)、『ブロンコ』(1993〜96年型)、『エクスペディション』(1997〜2002年型)、『レンジャー』(1995〜2003年型)など21車種。NHTSAによると、年式から判断して、多くのモデルは中古車市場に流通している可能性があり、中古車購入の際にも注意するよう呼びかけている。
今回問題となったクルーズコントロールのリコールは、フォードが1999年に発表。対象車種の総計は、約1750万台という空前のリコールとなった。
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