アウディは20日、中国での累計販売台数が100万台に到達したことを明らかにした。1988年にアウディが中国初上陸を果たしてから、22年で達成した記録だ。
記念すべき100万台目は、ブルーボディの『Q5』。吉林省の長春工場にて記念セレモニーが行われ、地元長春の顧客に車両が引き渡された。アウディや合弁パートナーの第一汽車(FAW)をはじめ、工場の従業員など7000名以上が、100万台目の出荷を祝った。
アウディのルパート・シュタートラー会長は、「100万台達成は、アウディの中国における22年に渡るサクセスストーリーの証」とコメントしている。
長春工場では現在、『A6L』『A4L』『Q5』を生産中。2009年には年産台数が30万台へ引き上げられた。アウディは中国での販売拠点を、現在の106都市157拠点から、2013年には400拠点へ拡大する計画だ。