フォードモーターが、米国のリンカーン販売店のリストラに着手したことが判明した。
米国の自動車メディア、『オートモーティブニュース』よると、フォードは都市部を中心に、約200の販売店の閉鎖を計画。フォードは4日、ディーラー関係者との会合を行い、175店舗にその意向を伝えたという。
リンカーンの全米販売店は、現在1221店舗。2000年の1596拠点からは減っているものの、メルセデスベンツの352、BMWの338、アウディの270、レクサスの230と比較すれば、まだ多い。
フォードモーターは、すでにマーキュリーブランドを廃止し、リンカーンブランドを再構築するプランを公表しており、販売店の大幅縮小は避けられない見通しだ。