ヤナセは1日、10月1日から全国24か所でサーブの新車販売を再開すると発表した。サーブの経営破たんにより、親会社がGMからスパイカーに移ったのに伴って、日本への輸出が中止となり、ヤナセでも6月以降、販売を休止していた。
今回、日本の輸入総代理店にピーシーアイが選定されたことから、ヤナセグローバルモーターズが同社と契約を締結し、4か月ぶりにサーブの販売を再開した。アフターサービスも、従来通り全国78拠点で担当する。
ヤナセは、『9-3』のスポーツセダン/スポーツエステート/カブリオレの各モデルに加え、年内に新ジャンルの追加モデル『9-3x』の販売も開始するほか、2011年初頭には、13年ぶりにモデルチェンジした新型『9-5』も販売する。
ヤナセグループでは、1997年から2002年までサーブの輸入権を持って取り扱い、2005年以降はヤナセグローバルモーターズが販売だけを担当、これまでのグループ累計販売実績は1万4580台に達する。