アウディジャパンは、プレミアムコンパクトスポーツカー、アウディ『TTクーペ』、「TTロードスター」、「TTSクーペ」を一部改良し、9月24日から販売開始した。
今回の改良では、TTクーペとTTロードスターに搭載する2.0TFSIエンジンにAVS(アウディ・バルブリフト・システム)を採用し、出力とトルクの向上を図りながら燃費を改善した。2.0TFSIエンジンの最大出力は211psで、従来より11psアップ、最大トルクは350Nmで従来より70Nmアップする。FFモデルのTTクーペ2.0TFSIの燃費は12.0km/リットルから13.2km/リットルへと約10%向上する。
今回の改良に伴ってTTロードスターは、従来のFF(前輪駆動)仕様から、クワトロ(四輪駆動)に変更する。
エクステリアデザインは、LEDポジショニングランプを標準装備したほか、ハイグロスブラック仕様のシングルフレームグリルや水平ラインを強調した新デザインのシングルフレームグリル、新デザインのフロント/リアバンパー、左右2本出しのエキゾーストパイプなどを採用する。
ボディカラーには、スクーバブルーM、ウーロングレーM、ボルケーノレッドM、ダコタグレーMの4色が新設定する。
インテリアは、アルミ調リングやハイグロスブラックカラーを施したスイッチ類を採用した。内装カラーには、チタニウムグレー、ヌガーブラウンを新設定した。
標準装備のカーナビゲーションシステムは、個々の車両から位置や速度情報などを収集するプローブ情報を利用して、より細やかな渋滞情報が取得でき、Googleマップ「ローカル検索」が利用可能な最新のSDナビゲーションシステムを装備する。